お知らせ

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【桑名市博#459】メルマガ第154号

◆はじめに◆
桑名市博物館です。メールマガジン3月号をお届けします。
春季企画展は「刀剣アラカルト」と「川のように 風のように―江川香竹回顧展―」の二本立てでお送りします。

※今後変更などがあるかもしれませんので、最新の情報は桑名市博物館ホームページ等にてご確認ください。
https://www.city.kuwana.lg.jp/bunka/bunkashisetsu/hakubutsukan/index.html

◆展覧会のご案内◆
〇春季企画展「刀剣アラカルト」
 内容:館蔵品の刀剣を中心に、一振一振異なる味わいをご紹介します。
○2階特集陳列「川のように 風のように-江川香竹回顧展-」
 内容:桑名市文化功労者である江川香竹先生の没後一周忌にあたり、回顧展を開催します。
 ※特集陳列は会期中展示入替を行います。
 前期:3月9日(土)〜4月14日(日)、後期:4月16日(火)〜5月12日(日)

期間:3月9日(土)〜5月12日(日)まで
会期中休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)
入館料:大人[高校生以上]150円、中学生以下無料

◆ご利用案内◆
開館時間:午前9時30分から午後5時00分まで(入館は午後4時30分まで)
3月の休館日:1日(金)から8日(金)まで[展示入替のため休館]、11日(月)、18日(月)、25日(月)

◆イベント案内◆
〇展示解説
 刀剣展:3月16日(土)、4月21日(日)、香竹展4月7日(日)
 ※いずれも午後1時30分から。予約不要、入館料のみで参加可能。

〇ML連携セミナー「刀剣アラカルトの味わい」
日時:2024年3月24日(日)午後1時30分から午後3時
会場:くわなメディアライヴ2階(三重県桑名市中央町3丁目79)
講師:塩田 奈実(桑名市博物館)
資料代:有料(200円)
定員:50名(先着順)
申込:2024年3月11日(月)午前11時より申込開始(各日午後5時まで)
申込方法:桑名市立中央図書館(0594-22-0562)へ電話もしくは図書館受付にて申込み。

〇ラジオ放送
CTY-FM(シーティーワイエフエム)のラジオ番組内で展覧会情報をご案内します!
ラジオパーソナリティの山本浩之さんとトークをしながら、毎月第一金曜日に展覧会情報をお届けします。(約10分程度)
3月1日(金)「こちら北勢よろづ研究所」の番組内にて13:40ごろ放送予定です。
今月は刀剣アラカルト展の見どころをお話しします。

CTY-FMのラジオ番組は、ラジオのチューニングを76.8MHzにあわせていただくか、PC・スマートホンのアプリでも聞くことができます。ぜひ聞いてみてください♪

http://cty-fm.com/
 ‥CTY-FMのホームページにダウンロードのリンクバナーがあります。
★または、スマホのアプリストアで”FMプラプラ”を検索。
 無料でダウンロードできるので、ダウンロードしたらCTY-FMを”お気に入りの放送局”に選択してください。
★過去の放送回は、桑名市のYouTubeチャンネルからお聞きいただけます。
 https://www.youtube.com/user/kuwanacitymie

◆職員コラム「連鶴通信」◆
2022年から「刀剣セレクション」を担当し、テーマごとに約6振の刀剣を展示してまいりました。今回は1階展示室全体のスペースを使って「刀剣アラカルト」として春季企画展を準備しています。
今回のテーマは個性豊かな刀剣の魅力を味わっていただくことです。そのため、鑑賞のポイントを紹介したり、地元の刀剣を並べたりしてそれぞれの特徴を比べやすい構成を目指しました。
また、桑名西ロータリークラブ様並びに令和3年度光風中学校2年生の生徒様のご支援により輝きを取り戻した《短刀 銘 正重》、《脇指 銘 備前長船住祐直/天保十年八月日》の2振が初お披露目されます。
1階展示室が刀剣尽くしとなるのは2022年3月の「刀剣幻想曲」展よりおよそ2年ぶりとなります。ずらりと並んだ刀剣、刀装具たちをぜひ隅々まで味わい尽くしてください!
(N.S)

◆館長コラム「館長レター」◆
本多忠勝と蜻蛉切 《由緒書;本田家》
《由緒書;本田家》という史料がある。分野でいうと、古典籍に属する。いうなれば和本である。和紙に筆で書かれ、糸やこよりで綴じられている。寸法はおおよそ縦二四・三センチ、横一七・三センチ、所蔵は、東京国立博物館である。
現代では、わざわざ上野まで赴かなくとも東京国立博物館デジタルライブラリーというサイトから、見ることが出来る。
「本田家」、と書いたが、題箋には「由緒書 本多家」とある。入力の際の誤記であろうか、このあたり、国立の施設にも愛嬌があって良い。
画像は全部で二二枚ある。
表紙と裏表紙をのぞくと、二〇枚の和紙を折り、一枚ずつ重ねられている。
この一枚の紙を「丁」という。一枚を袋折りにするので、手前に来る側は「一丁の表」、すなわち「一丁オ」と表現する。裏だと「一丁ウ」である。古書の典雅を感じさせる呼称である。
裏表紙内側に「徳川宗敬氏寄贈」の印が捺されていることから、寄贈者が徳川宗敬(むねよし、一八九七〜一九八九)であると知れる。
宗敬は、明治から平成を生きた近代における一橋徳川家の当主である。

◆編集後記◆
メルマガ3月号はお楽しみいただけましたでしょうか。
最近は暖かい日も多く、春を感じることも増えてまいりました。外へ繰り出したくなるこの季節、当館での作品鑑賞もぜひいかがでしょうか。
それでは次回もお楽しみに!
(メルマガ担当:N.S)

【了】

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◆桑名市博物館◆
〒511-0039 三重県桑名市京町37-1
TEL 0594-21-3171
FAX 0594-21-3173

メールマガジンに関するお問い合わせは、
hakubutum@city.kuwana.lg.jpまでご連絡ください。
このメールマガジンのアドレスには返信できませんので、よろしくお願いいたします。

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  • 登録日 : 2024/03/01
  • 掲載日 : 2024/03/01
  • 変更日 : 2024/03/01
  • 総閲覧数 : 27 人
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